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神様通信から孤独へ~大人になること~

”神様通信”と私が言っているものは、

宇宙とか、大きな意思の大河だ。

(生まれたら無線になって、
しゃべるようになるまでは充電が残ってて、
まだ神様とほんのりつながっている。
段々言語を獲得するに従って音信不通となる
って4行で淡々と書くと怪しいが。
大いなるものと完全に切れる、ということ)


へその緒で母親とつながっていたものが、
お腹の外に出たら切れる。

これと同じように
つながっていたものが、切れる。


ポツン・・・と気が付くと
その線がなくなっている。

同時に、
身体とのつながりが急速に強化されていき、
物体として皮膚で守られ、
すっかり周囲と分離しているのだ。

それゆえ気持ち・心・精神も、
《大いなる意志》と分離する。

《おかあさんも別物》だと感じざるを得なくなる。

だけど、オトナになっても時々、

「言いようのない孤独感」
を不意に感じたりするんだよ。

でも、魂は旅を続けているだけだよ。


息を吹き込んだシャボン玉は、

その中の息は、薄い膜で外の空気と分かれている。

けれども空中で、その膜がパチンとはじけて消えた時、

中の息はまた全体の空気に溶ける。


私たちはそれと似ているということ。



しかしただシャボン玉のように、
風に流されるのではなくて、

体と精神、
心と魂、
それらがしっかり結ばれて、

すっかり同じ形に同化したら、

体も精神も、自らが自由に操ることができるのだ。

心と魂、それ自体が体でもあるということになる。
一体ということ。


だから、孤独感とは、自由そのものなんだ。

「ひとりぽっちなんだ・・・」
と泣きたくなる、怒りたくなる。

それは、
体の感覚が統合されるほど、

研ぎ澄まされるほどに、

シャボン玉の外の空気と
離れていることを感じるからだ。


近くに寄り添っているよ、

気持ち、わかるよ。


ゆっくり、じっくりと、耳を傾けて、

しっかり見てあげて。

孤独の、自由さを謳歌できるように。

もう大丈夫だよ、と。

ひもを離してしまった風船のように、

「風次第」ではないからね。

ひもなんか、ないからね。

自分の意志があるのだから。




あなたは飛べる。


飛ぶ羽が、その、心と体だよ。

色々なことをたくさん受け取って。


全て、神様の心でもあるよ。



今、私の中では、
松任谷由美

「すべてのことはー、めっせーじー♪」
(『やさしさに包まれたなら』)
がつながった。


そう、神様は手を触れて何かをしてくれる存在ではない。

絶対に守ってくれるものでもない。


私たちの知っている神様は、

ただ、《全体》というだけだから。

孤立しているけど、
でもちゃんとつながっている。

大きなものの一部なんだという意味。

そこから分かれて、
意志と体があるからこそ、感じるという意味。


私たちは孤独を感じる。
けれども、元々はその大きなものと
統合されたものなんだよ。
宇宙は極小の粒からはじけたのだから、
みんな初めは一緒だった。

孤独を感じながら、
どこかでいつか、

おかあさんのお腹の中~大いなるものへと、
回帰することを知っている。

寂しくても、辛くても、
怖がらなくていいんだ。

みんなひとつだから。