mo-mo-factory

ニュース関連が増えてきました(・_・;)

「いじめ」~「緊急事態」に陥る前の期間が圧倒的に長い

「逃げる」というのは緊急事態であって、

「いじめ」というもの自体、想定外の「非常事態」です。

 そして「緊急」に全ての人がなるわけでもなく一部ですし、

子供が自由にのびのび育つであろう何年もの期間を、

「いじめ」のある狭い空間で過ごさせるというのは、

それも非常に残酷な仕打ちです。

 

なので、本来は「緊急」を考える以上に、

「いじめ」が発生したら即座に解消させたいですですよね。

 

しかしながら、正直に申し上げると

私はいま「これでいじめが回避できます!」

と明確な答えを持っておりません。 

 

ただ、多くの人も考えていると思いますが、

 

いじめを行う人の背景、

いじめをうけやすい人の背景、

を踏まえたアプローチがひとつ。

 

(最初のページで書いたように、

「治せない」人がいるということを、

もっとみんな知るべきです)

 

「閉じた」狭い社会で行われるものなので、

「外部の目を増やす」こと。

 

閉じた同じ社会に属さない人です。

「人」に限定せず、

AIでもいいかもしれません。

ペッパーのようなロボットとかね。

何かあれば「警察」を呼んでくれる。

セキュリティの会社でもいいかもしれません。

 

今、学校に「弁護士」も配備した方がいいという声もあがっています。

 

 

そして、

いじめられやすいタイプの人も、いじめやすい人も、

家庭に何らかの問題があることは、少なくありません。

だから、「家庭でなんとかするように伝える」

というのでは解決できない、

ということも周知されるべきことでしょう。

 

両親に問題があった場合、

外部の者なり、当事者の子供本人が家庭を頼るのは難しいし、

親本人が自分のことで苦しんでいて余裕がないこともあって

自分の子が学校で元気に過ごしているかということに、

考えが全く及ばないということもあります。

(虐待する親は目についても。)

 

これを読んで、いじめの経験がある人は、

経験の中に答えがあるはずです。

 

・どうしていじめが起きるんだろう?

 ⇒ストレスは「弱い方」に流すようにできているので、

 子供のストレスを増やさないことが大事。

 「弱い方」を守る。強くなれというのは無理なので、

 盾を持たせたり、逃げ方を教えたりする。

 

・「自分は誰にも助けてもらえなかったな」

  (&「何かしてあげたい」)

 

 ⇒どうしたら助けられますか?

  いつ、助けが必要でしたか?

  ⇒たとえば学校内で「まさにいま!」となった時に、

  上履きのままでもいい、走りだして、

  逃げる宛てがあればいいですね。

  そのあと、戻っても大丈夫だと思える相手。

 

 ⇒明日行きたくないけど行くとき

  ⇒たとえば、地域のおとなが学校内で過ごす。

  ともに運動をする、食事をする、学ぶ、

  という風に色々できるのではないかと思われます。

  学校も「生活の場」なので。

 

  ※そのおとなも厄介な人だと大変なので、

  人間に限らず発想すべきでしょう。

 

 * * * * *

 

 

「命」はもちろん大切ですが、 

《子供の生活の質》がある程度良いものとして

在り続けることが大切です。

それが脅かされる期間や、そうなっている子供が大勢います。

これを「母数」として、「命」に関わる事態が起きるもいるわけです。

 

だから、「生活の質」をいかにあげるか、

ということが、重要です。

 

そして

「家に問題があれば、家の人に頼れない」ことと、

児童相談所教育委員会、学校」といった公的な場所であっても、

個別に相談しても対処しきれないことが多い、

ということを忘れてはなりません。

 

 

そして自分のいる地域で、

ひとりひとりが「なにができるか」

隣の人と手を取り合って、

できることを、

どんなに小さそうな事でも 

遠回りそうな事でも、

それはつながっていくことなので、

考えてやってみて欲しいと思います。

 

他者を助けることは、生きがいにもなります。

元気な人は、どんどん他者を助けて、

自分の生きがいを増やしていきましょう!