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ニュース関連が増えてきました(・_・;)

『Love & other drugs』Amazon Prime video

※ネタバレあり


10年くらい前の、
アン・ハサウェイ主演映画。

ドラッグは、製薬会社の薬。
主人公はその会社のMR。

人の心の大切なことを、
随所で主人公たちが口にする。

26才でパーキンソン病になったヒロインが、
ヤリ男の主人公に言う。


「あなたは、自分を忘れるために、いつも(色々な女とその場限りの上辺の)セックスしてる」
とかね。

医療、薬の不誠実な面も、
実際にある会社名?薬品名?
(だと思うんだけど、にてるだけ?
同じですよね??まんますぎて。
詳細は、ここでは書きたいことからはずれるので
調べておりません)


主人公はパーキンソン病の妻をもつ老齢の男性と話す。
「今すぐ別れて健康な女と付き合え。
私は妻を愛してはいるが、
二度とはごめんだ」と言われる。

そこを見抜いた彼女は、
別れを切り出す。


・・・・・・・・


病気の人との愛

というのも、
映画にしやすいから、そこそこありますね。

この映画のよいところは、

ひとりひとりが、自立しているということ。

自分で、自分と向き合って解決しているということ。

邦画だともっとネチネチするので、
スカッとしますね。


(まぁあとは、病気と薬について、約10年前には声をあげていた人もいたのに、いまは見聞きされてませんから、それに関しては、いま、薬漬けの人も見た方がいいように思います…)


それから、、、

何人か感想は読みましたが、
特に触れられていませんでした。

介護、というのは、本当に大変なものです。
元々元気だった人が落ち込んでいると、
悲しくなるし、受け入れがたくなります。

そしてありとあらゆる面倒をみることになります。体力も精神力も削られていくわけです。
仕事ではないからなかなか割り切れません。

赤ちゃんは育ちます、
育つのを実感できる喜びもあります。

介護は、段々悪くなります。
終わりは、死です。

(だから、殺人事件が起きるわけですね)


私は、介護の苦労を間近で見て、
渦中で生まれて育ちました。
子供心に植え付け“られた”というより
もう生えているわけです。

それから、

私も“難病”患者です。

難病とは、
発病理由がわからない、治療法がないものです。
さらに、病院での診断人数が、
人口1000人に対して1人以下の病気です(これより増えると「難病」ではなくなります)
(風邪もよくわからないけど、大勢かかるし、
勝手に治るから、難病ではありませんね)

診断されることと、国から「認定」されるのは別です。
「認定」されると医療費や介護費用は公費で支払われます。だから、千分の一未満になると無くなってしまうのですね…

※介護が必要と認められないと認定されません。
よって私は認定されてませんが、
診断は下されています。

ALSのように、死ぬものじゃないけど、
28才で発病がわかったから、
どうなるかわかりません。

だから、
今既婚者ではありますが
(については以前書いたけど下書きに戻してあります、長話になるし、内容が雑多とはいえ、ズレすぎてしまうから)


まともな人とは、付き合えないな、
というのは
発病した者であり、
介護の大変さを見ている、
渦中にいたわけだから…
わかりますね。

やはり楽観的にはなれませんね。


しかし同時に、
映画のラストの感慨深さはひとしおだし
セリフの作り方などに感心するし、
共感が恐らく、
経験した先にいるひととも、
未経験の人とも違うんだろうなぁ、
と、思います。

まあ、憧れますねえ~。(笑)

(で、先にも書きましたが、
一人一人が自立していることが、
ここでも
やはり生きてくると思います)


とりあえず公開しとこーって気持ちなのであげよう・・・
旬な気持ちね。