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『アドレナリン2:ハイ・ボルテージ』2009年 ※超ネタバレ※

AmazonPrimeで「

ジェイソン・ステイサム主演映画を観ている。

まだ序の口なんだけど

アドレナリン:ハイ・ボルテージ』2009年

があまりにも、あまりにも!面白かったので書かずにいられなくなった。

 

評価がいまいちなのは、

・オゲレツだから

・オゲレツなものを「面白い!」と言うと恥ずかしいから

と、邪推しておこう。

 

本当に、ほんとうに!!

めったくそ、お下品なシモネタ満載な上に、グロあり。

両方イケる人でないと無理かな・・・だけど、

すっごく面白かった!!

DVD欲しいと思った映画初めてかも~。

 

 

でね、エログロなのに、

 

エグくない!!(残虐ではない)

これ、すごくないですか?

 

 

 

エログロなのに、

女(ヒロインか準じる人か死亡する人か…)がレイプされてない。

 

これで安直に始まるやつ、とにかく多すぎ。

はっきり言って、「作り手」が「男社会だから」としか思えない。

同じ女性として、

しょっぱなこれくると、気持ちがだださがります。

レイプなしの刑事事件、なぜ作れないんだ。

 

それくらい現実で頻発してるものだったとしてもだよ、

見るだけでも「二次被害」だし、、、

テレビつけられない女性もいると思うし。

 

※以下スーパーネタバレ!!!

 

パッケージをよく見るんだ!!

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Amazon

 この時点でちょっと、そこまでとは、気が付かなかったなり(・_・;)

 

グロい。

始まりの段階で、グロテスクな心臓のシーン。

自分の心臓を見る、主人公!

いくらなんでもそんな手術室あるかーい!!

「ゾンビ」もの見ながらご飯を食べられる私でも

「ちょっと~~~っっ」たじろいだ。

 

 

強烈にグロい映像でいくのかと思いきや、

半年ほど離れ離れで連絡の取れなかった恋人と会う。

恋人イヴはショーパブでポールダンスを披露していた。

「半年ぶり」のごたごたはほとんどなくて、

めちゃあついキスをステージ上で交わす。

 

スピード感がめちゃ早い。

だけど、よく、「暗がりの中の戦闘シーン」

みたいな、ごちゃついた速さで

「よく見えないんだけど」

っていうフラストレーションは全くない。

 

スピードとストーリー展開がからみあってて

(こういうところは、さすがミュージカルが浸透してる国だと思うんだよね~)

「だんだん速くなっていく」と同時に、同時だよ、

「面白さも加速」していく。

 

グロ?え?もしかしてエロ?

正義漢なやつ?とか思ってるのがこの辺で。

 

で、ドンパチも人数が増えて激しくなる。

 

で、

主人公のシェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)が

強くてかっこいいんだけど、バカなんだ・・・

バカだけど、かっこいいんだ。絶妙。

 

懇意にしている

「元心臓外科医」のおじいちゃんが、

 

人工心臓はほとんどもたないから、

・蓄電させるには、帯電だ!こすれ!と言う。

 

(このご都合主義もぶっとばす勢いのスピード感に

どんどん乗せられていくんだよね~作り手が

そんな微調整できてるのがすごい!)

 

で、

ちょっとの帯電でいいってのに、

「注意:高圧電流」の直撃を自ら受ける。

 

(しぬだろwって思うんだけどねw可笑しさのが勝る)

 

で、

 

「やばい、電気がいるんだー」ってことで

走るんだけど・・・

そのシーンが、コマを刻んでみたり、繰り返ししてみたりという

映像の作り方がしてあって、

映画なのにコミックのような、

DJの技を映像にしたみたいな・・・爽快感とがある。

 

「しっとりメロドラマ」の逆かな。

 

秀逸、巧み。

 

監督、あとたぶんちょっとあたまへんなんだろうなぁ。

(監督が、なのかな、わかんない)

 

それで俳優さんも一生懸命やったのかわからないんだけど・・・・

 

 

すごいバカだからさ、

「こすれ」って

下敷きで頭をこする

くらいでイケそうな話なのに、

 

競馬場で、

おっさんの腕に自分の腕をこすってみたり、

おばあさんの後ろから、体全体をこすりつけてみたりする。

(よく、爆笑せずに続けられたな・・・)

 

でも、帯電せずやばい!って時に、

恋人のイヴが!!

 

「こすれ!」の声に

イヴはエロチックなこすり方をする。

帯電したことでチェリオスが「いいぞ!」と言うと、

イヴはどんどんエロくなっていき、

はずみで馬場に落ちてしまう><

 

ごろごろ~と転がったと思ったら、

な~ぜ~か、

チェリオスはジーパンが脱げてる。

 

ちなみにイヴは、

ロングタンクトップ?(ぎりぎりまたが隠れる)みたいのとパンツ?だけ。

 

で競馬が始まったのとほぼ同時に

「本番」をやりはじめるんだよね・・・

 

ここがダメな人はダメだよね・・・

 

「えええええ!!まじか!!!」

 

本当に驚く。

 

競馬ファンたちは

「WHOOOOOOOOO~~~~!!!!」

みんな喜んじゃってる。

 

 

「こすれ」・・・帯電目的だったよね・・・なんでw

・・・ばかだから。なんだけど。

 

みんな、くっそばかやろうたち。

 

おもしろいあほなひとたち。

 

作ってる人もw

 

ジェイソンステイサムの生ケツが見れてしまう。

 

 

よくやったよね・・・しかも、

「かっこいい」ケツじゃない。

 

足首にジーパン残されてるし・・・これはめっちゃダサい。

 

ダサいから、面白い。笑える。

 

日本人のおっさんじゃあ、かっこよくは見えないだろう。

イケメン過ぎる人がやったらショック過ぎる。

 

で、

馬場で手押し車(猫車?)を押しているおじさんがいるんだけど、

それと同じようなポーズで歩いたりするんだよね・・・

どんな体位・・・

(私はこういうのは詳しくないですmm元々エロNGな人だったから)

 

「フィニーッシュ!」で終わると、

 

 

主人公チェリオスは、

自分の心臓を持ったまま逃げている(と思っている)男をまた追いかけて追いかけて、

 

やっと、変電所で捕まえる。

 

そこで決闘!!!

 

2人は対峙した瞬間、

 

 

ぎゃおーーす!!!

 

と、なぜか、

 

2人とも、

 

ゴジラレッドキング

みたいに、でっかくなるんだ。

 

それを見てる変電所の人は、

あからさまな適当な「人形」に置き換わってて、

子供が「わぁい」って動かしているかのように、動くw

 

 

 

なんじゃこりゃああああ!!!!

 

ギャグりすぎ~~~~!!!

感涙じゃなくて、笑涙

 

で、そこからゆっくり、

普通の映画っぽい見た目に落ち着いていき、

本物の自分の心臓を取り返すことが出来る。

 

・・・さらに、「やったー!」では終わらないんだよね~。

 

 

いきなり映画館の電気が明るくなったら

残念になるみたいなのはいやだよね~。

 

そこ、わかってらっしゃる。

 

あまりに興奮する映画だけに、

だからこそ 

余興も用意してある。

(余韻・余裕をもって落ち着かせてくれる)

 

度肝を抜かれるシーンが続いてきたので、

ふっと少し雰囲気を変えてくれる。

と、思いきや今後はサーッと青ざめるような光景。

 

首から上だけで生きてる男…

からの、女性たちが銃をもったり宙に浮いたり…

ドンパチ。

 

それからチェリオスはあほなので、

興奮して、自らの体が発火していることに気付かない。

 

すごい勢いで、皮膚がとけていく~~~~~~~終盤

 

え~~~~~?!

 

大丈夫です、安心して下さい。

 

字幕の間に、修復されるチェリオス!!

 

そうだよね!!

 

「不死身の男」だから!!!

 

 

「そりゃあ、絶対にねえだろっ!!」

映画にハリセンしたいようなんだけど、

ギャグになってるから、そうやって楽しめる。

 

っていうふうに、

とんでもなく素晴らしくうまく作られた映画!!!

 

すごい技術を最高に使い倒した?!ギャグって

こんなに面白くなるんだ!!やっぱすげー!!!

 

っていう映画。

 

 

 

わかりました??

 

アドレナリン2:ハイ・ボルテージ』

 

って、つまり、

 

観てる人の、アドレナリンがどんどん出て、
どくんどくん、と
どんどん、どんどんどんどん早くなる早くなってしまうー!!!

 

っていう映画でもあるんですね!!

 

観客・鑑賞する者の心臓が

 

ハイ・ボルテージ!!!YEAH!!

 

サイコーかよ

 

 

 

 ★ジェイソン・ステイサムが出てる映画★

 見たことがあるやつとひとこと感想

 

※ネタバレになってたらごめん※

 

 

『トランスポーター』(※テレビで見たことがある)

『トランスポーター2』(※テレビで見たことがある)

『トランスポーター3アンリミテッド』(※テレビで見たことがある)

『ローグアサシン』(※これ観てる途中)

バンク・ジョブ』…つまんなかった。

『ブリッツ』…評価低め?アメリカンな気質わかんないからだと思う

『SAFE/セイフ』...「少女」が白人15歳じゃなくて良かった。

         人種差別感は否めない?が抗争は視覚的にもわかりやすい。

『パーカー』…まあまあ。最初がいまいちなのかなぁ。

ハミングバード』…あんまり好きじゃない。

          ストーリーがもやっとしてるのと、終わり方が嫌い。

バトルフロント』…まあまあ。潔い感じ。かっこいいパパがいいなぁ。

          恋愛もこれくらい薄いといい。

メカニック:ワールドミッション』…2時間に盛り込む恋愛要素はこれくらいが王道

                  終わり方は好き。

『MEGザ・モンスター』…映像はスゴいのに恋愛に時間とりすぎだと感じた。

 

 

★プロフィール補足:

映画そんな見ないんだけど、5歳~20歳くらいまでテレビで2時間ものもひたすら見せられてたから、私の基準ってたぶんそれになってると思われます。